10.外部デバイス
10.1.Apple Pencil(V1.8.3以降)
基本操作
Apple Pencilは基本的にはタッチ操作と同等の操作にご利用になれますが、設定を変更することにより、Apple Pencilとタッチ操作をより便利に使い分けることが可能です。
- 学習モード(フィルタ画面)
デフォルトでは、タッチ操作、Apple Pencilの操作は同じになり、分割モードではスクロール、全画面モードでは穴あけ操作となりますが、Apple Pencilをご利用の場合はApple Pencilの操作をフリーハンド書き込みか穴あけに変更できます。- 設定画面のAPPLE PENCILの設定にある「学習モードでの利用方法」を「Pencilは書き込み、タッチはスクロール」に設定すると、タッチ操作はデフォルトのままですが、Apple Pencilの操作はフリーハンドの書き込みとなります。
編集モードへの変更せずに、すぐに書き込みが行えるため、学習画面でメモを取ったりすることが多い場合に非常に便利です。 - 同設定を「Pencilは穴あけ、タッチはスクロール」に設定すると、分割モード、全画面モード共に、タッチ操作でスクロール、Apple Pencilにて穴あけ操作という形の操作方法で統一されます。
分割モードと全画面モードの両方を利用している場合、操作が統一されますので、操作がしやすくなります。
- 編集モード(マーカー、フリーハンド)
デフォルトではタッチ操作(一本指)とAppple Pencilの操作の両方が共に書き込み操作となり、スクロールは二本指操作となりますが、設定画面のAPPPLE PENCILの設定にある「編集画面での利用方法」を変更することにより、Apple Pencilの場合は書き込み操作、タッチ操作(一本指)はスクロールという操作に変更できます。
書き込みとスクロールがモード変更なしに行えますし、全体的にタッチ操作でスクロール、Apple Pencilで編集という形に操作方法を統一できるため、大変便利です。
なお、いずれの設定におきましても、Apple Pencilが検出されない場合はデフォルトの操作方法になります。
Apple Pencil(第二世代)のダブルタップ機能
設定にて下記操作のいずれかを選択可能になりました。(2.1.0以降)
- なにもしない
- 消しゴムモード以外の場合は消しゴムモードに、消しゴムモードの場合はもとのモードに変更
- 消しゴムモードに変更。(一度消しゴム機能を利用したら自動でもとのモードに戻る。)
- Undo機能
10.2.マウス(V1.8.3、iOS13.4以降)
- マウスはクリックまたはクリックしながらマウスを移動することで、タッチ操作の代わりにご利用になれます。
- ホイール機能で縦スクロールが可能となっておりますが、現在まだベータ版です。動作がかなりぎこちない状況です。
10.3.Trackpad(V1.8.3、iOS13.4以降)
- Trackpadはクリックまたはクリックしながら指をスライドさせることで、タッチ操作の代わりにご利用になれます。
- Trackpadの次のジェスチャに対応しております。
- 二本指で上下または左右にスクロールするとスクロール操作となります。(オブジェクト選択時はオブジェクトの移動となります。)
- ピンチアウト・ピンチイン操作で拡大・縮小が行えます。
Trackpadでの二本指ジェスチャ操作はモードに関わらずスクロール・拡大・縮小となります。
10.4.外付けキーボード
- 外付けキーボードはメモの入力などキーボードで文字入力する際にご利用になれます。
- 文字入力以外の機能として、キーボードショートカットが利用できます。
- キーボードショートカット機能はV1.8以降でご利用になれます。
- ファンクションキーはiOS13.4以降でご利用になれます。
- iOS15以降ではOSの仕様変更に伴い、カーソルキー単体での動作は無効になりました。Ctrl+矢印キーを追加しましたのでこちらをご利用ください。
分類 | キー | 状態 | 動作内容 |
---|---|---|---|
移動 | ↑,↓,←,→ Ctrl + ↑,↓,←,→(2.1.0以降) | - | スクロール |
オブジェクト選択時 | オブジェクトの移動 | ||
Shift + ↑,↓,←,→ | 動作はShiftを押さない場合と同じですが移動量が小さくなります。 | ||
PageUp,PageDown alt + ↑,↓ | - | 次のページ、前のページに移動します。 | |
モード変更 | F1 | - | 学習画面に変更 |
学習画面の場合 | 学習モード(全画面・分割・フィルタ無し)の変更 | ||
チェックボックス | F5,スペース | 学習画面のみ | 次のチェックボックスにジャンプ |
F6 | 学習画面のみ | 次の赤チェックボックスにジャンプ | |
F7 | 学習画面のみ | 次の青チェックボックスにジャンプ | |
F8 | 学習画面のみ | 次の黄チェックボックスにジャンプ | |
Escape | - | 処理のキャンセル(画面でタップするのと同じ) |
スプリットビュー利用時の注意
- iPadでスプリットビューを利用すると、二画面同時に開くことが可能になりますが、キーボードショートカットはいずれか一方にのみ有効です。
- 外付けキーボードのショートカットが有効なウィンドウ はツールバーの背景色が濃くなりますのでこれで判別可能です。
- ツールバーをタップすることで、有効なウィンドウを切り替えることが可能です。